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NURO光の10Gbpsプランは本当に価値があるのか|評判、実測値~エリアまで

2018.03.28

NURO光の10Gbpsプランは本当に価値があるのか|評判、実測値~エリアまで はコメントを受け付けていません。

 

NURO光は世界最速を唄った超高速光インターネット回線です。

世界最速という理由は、最大10Gbpsのプランを利用できるところなので、この点に興味がある方も多いかと思います。

 

ですが、実際に10Gbpsのプランが必要なのか、現時点で有用性があるのかという点は疑わしいというのが正直なところです。

この記事ではNURO光の10Gbpsプランが本当に利用価値があるのかを詳しく解説していこうと思います。

 

①NURO光の10Gbpsプランは本当に速いのか

では早速NURO光の10Gbpsプランの有用性、実用性について見ていきましょう。

 

1.1他プラン(2Gbps)、他社との物理的な違い

NURO光10GはXG-PON技術を採用し、下り最大10Gbps、上り2.5Gbpsを実現しています。NURO光G2V(2Gbps)はG-PON、フレッツ光(1Gbps)などはGE-PONの技術を使っているという違いがあります。

 

回線(技術) 通信速度
NURO光10G(XG-PON) 下10Gbps/上2.5Gbps
NURO光G2V(G-PON) 下2Gbps/上1Gbps
フレッツ光(GE-PON) 下1Gbps/上1Gbps

 

PONとは、光ファイバー網の途中に分岐装置を挿入し、一本のファイバーを複数住宅へ引き込む技術のことです。分岐装置のことをスプリッタといい、これを取り付けることにより、数十本へ分岐させます。この仕組みは、XG-PON、G-PON、GE-PONすべて同じです。

 

光回線は、所内に光を出力するパッケージがあり、GE-PONの技術の場合、所内に取り付けるパッケージはGE-PON-OLTです。そして、エンドユーザー宅には、パッケージに対応した回線終端装置が設置されます。GE-PON-OLTに対応する回線終端装置がGE-PON-ONUです。同じように、所内のG-PON-OLTには宅内にG-PON-ONU、所内のXG-PON-OLTには宅内にXG-PON-ONUを取り付けるというペアになっています。

 

ちなみに、GE-PON技術を使った1Gbpsの光回線はフレッツ光、光コラボ、auひかりなど広く使われていて、一番シェアが広い技術です。新しい技術であるG-PONやXG-PONを大手企業のNTTが導入しないのは、コストがかかりすぎることが理由でしょう。GE-PONからXG-PONなどに変えるとなると、所内設備からユーザー宅のONUまですべて変更しないといけないからです。

 

一方、NURO光は、GE-PON設備を導入しないで、最初からG-PONを利用し2013年にスタートしたサービスなので、エリアもまだ狭いことから、XG-PONを導入するのにもそれほどハードルが高くなかったと考えられます。

 

1.2実測値はどれくらい期待できる?

NURO光G2Vは下り最大2Gbps、NURO光10Gは下り最大10Gbpsですが、この2つはどれぐらい速度の差があるのでしょうか。

 

たとえば、30GBのゲームをダウンロードすると、NURO光G2V(2Gbps)だと約2分、NURO光10G(10Gbps)だと約24秒で完了します。

 

ただし、2Gbpsや10Gbpsが常に出るわけではなく、ネットワークの状態により上下するので実際はもっと遅いです。伝送効率が10%まで落ちたとすると、NURO光G2V(200Mbps)だと約20分、NURO光10G(1Gbps)だと約4分でダウンロードできます。

 

これだけ見ると、10Gのほうがかなり速いことが分かります。単純に考えると、NURO光10Gは、NURO光G2Vの5倍の速さだからです。

 

しかし、NURO光G2Vを利用中の人がNURO光10Gへ変更したからといって、5倍も速くなるのかというと、単純にそうはいきません。

 

まず、NURO光10Gでも提供されるONU搭載の無線の最大速度が1.3Gbpsです。そして、有線で利用する場合でも、10Gbpsに対応するカテゴリ6a以上のLANケーブル、10Gbps対応のLANカードが無いと最大値は出ません。市販されているパソコンの有線LANの最大速度は1Gbpsのため、NURO光10Gでも、10GのLANカードを取り付けない限り(初心者には難しい)実測値は1Gbps以上にはならないのです。

 

10Gbps対応端末が無い限り、NURO光10Gは無意味のように思うかもしれませんが、対応端末がなくても、利用人数や接続端末が多い場合は有利です。たとえば、回線1契約につき端末10台で同時にインターネットに接続すると、10Gbpsを10台でシェアするので、2Gbpsを10台でシェアするよりも端末1台当たりの速度は速くなります。

 

これからの時代、IOTであらゆるものがインターネットに繋がるので、家族が2~3人しかいなくても、インターネットに繋がる端末は10~20台もあるというケースが多くなると考えられます。NURO光10Gはそういった時代に備えた個人向けサービスなのです。逆に、端末を何十台も同時接続しないような人であれば10Gプランは特に不要なサービスなのかと思われます。

 

では、NURO光10Gの実測値はどれくらいかというと、1GbpsのLANで接続し測った場合は800~900Mbps前後です。当然10Gbps対応のLANカード&LANケーブルで接続して測れば3~6Gbpsぐらいは出るかと思いますが、実際測ったことがある人のクチコミが無いので何とも言えません。ただ、NURO光G2Vでも700~900Mbps出るので、NURO光G2Vでも十分満足できるでしょう。

 

ちなみに、500Mbpsも速度が出てれば、通常のウェブページを表示するのに0.1秒かかりません。なので、普通の使い方をしていればNURO光G2VとNURO光10Gの体感速度の違いはわかりません。

 

1.3 10Gbpsプランの評判は?

 

 

 

 

 

ツイッターで評判を調べて見ました。実際使ってみた人はまだ少なく、実際のユーザーのレビューは見つかりませんでしたが、話題性は高く、NURO光10Gを使ってみたいという人は多いようです。

 

提供エリアが狭いことと、料金が高いこともあって、あまり利用者が多くないのかもしれません。

 

1.4料金プランの違い

NURO光10Gは2年継続契約と契約期間無しのプランがありますが、どちらも基本料金6,480円は変わりません。ですが、工事費相当割引と、1年間3,980円キャンペーンが利用できるのは2年継続契約のプランのほうのみです。

 

NURO光10G(2年継続契約)

月額基本料金 6,480円

(1年間3,980円キャンペーン中)

事務手数料 3,000円
工事費 40,000円
工事費相当割引 1,334円×30カ月
契約解除料 9,500円

 

NURO光10G(継続契約なし)

月額基本料金 6,480円
事務手数料 3,000円
工事費 40,000円
工事費相当割引 なし
契約解除料 なし

 

2GbpsのNURO光はG2VとG2があります。2年継続契約があるプランがNURO光G2Vです。こちらも工事費相当額割引が使えるのはNURO光G2Vのほうだけです。

 

NURO光G2V(2年継続契約)

月額料金 4,743円
事務手数料 3,000円
工事費 40,000円
工事費相当額割引 1,334円×30カ月
契約解除料 9,500円

 

NURO光G2(継続契約なし)

月額料金 7,124円
事務手数料 3,000円
工事費 40,000円
工事費相当額割引 なし
契約解除料 なし

 

NURO光10GとNURO光G2Vを比べると、1,737円もNURO光10Gが高いことが分かります。

 

②その他、気になるポイント

ここからは気になる方が多い重要なポイントについて解説していきます。

 

2.1 2Gプランから10Gプランに変更は可能か

変更は可能ですが、一度NURO光2Gプランを解約する必要があります。

 

そして、NURO光2GプランとNURO光10Gでは使っている設備が違うので、また新規の工事が必要になります。

 

NURO光2Gプランのほうの解約金9,500円が発生することも考えると費用や手間がかかるのであまりおすすめできません。

 

それに、対応エリアが2Gプランよりももっと狭くなるので、変更できる人は限られています。(対応エリア2018年2月現在:2Gプランの対象エリアのうち東京都、神奈川県、静岡県、大阪府、兵庫県、奈良県の一部エリア)

 

2.2 10Gbpsを生かせる周辺機器は存在するのか

まず、NURO光10G契約で設置されるONUにはルーター機能、無線LAN機能が搭載されています。無線速度は1.3Mpbs、有線LAN速度は10Gbpsが1つ、1Gbpsが3つです。

 

なので、10Gbpsを最大限に生かすには10Gbpsの有線LANポートを使うことになります。LANケーブルは10GBASE-Tに対応したカテゴリ6a以上を利用します。

 

そして、端末側が10GBASE-Tに対応していないと、結局は1Gbpsが最大速度になります。しかし、市販のパソコンで最初から10GBAS-T使用になっているものは無いので、10GBAS-T対応LANカード(約2万円)を取り付けます。

 

また、市販のルーターをONU下部に取り付けたい場合、WAN側ポートの規格が10BASE-Tに対応しているものが無いので、結局は最大速度が1Gbpsになります。

 

2.3 10Gプランの場合、固定電話は何を利用するべき?

NURO光10GもNURO光でんわは使えます。月額料金もNURO光G2Vと同じになっています。

 

NURO光でんわ

関東 500円
東海・関西 300円

 

NURO光でんわは、基本料金が安く、通話料金も安いです。NTTのメタル回線を使った固定電話よりずっと安いので通信費が節約できます。

 

まとめ:現段階では通常(2Gbps)プランの方がコスパが良い

単純にNURO光10Gは2Gプランの5倍の速度ですが、実際は対応端末がほぼ無いので、最大1Gbpsほどしか出ません。

 

しかし、複数台同時にインターネットに接続する場合は有利です。2Gを10台でシェアするより、10Gを10台でシェアしたほうが1台当たりに分け与えられる速度が速いからです。

 

利用料金に関しては、NURO光10Gはキャンペーンで1年間は安いですが、1年後から6,480円とNURO光G2Vの4,743円よりも1,737円高くなります。利用形態によっては、NURO光G2Vと速度がまったく変わらない場合もあるので、それだけの価値があるのか考えて契約したほうが良いでしょう。

 

その他、セキュリティが無料、NURO光でんわの料金、工事費キャンペーンなどは同じです。ただ、10Gは代理店キャンペーンでキャッシュバックを行っているところが無いので、コストはかかります。

 

現段階では10Gbpsプランが必要である人はほとんどいないので、通常プラン(最大2Gbps)の利用をお勧めします。

NURO光の通常プランについては下記の記事で詳しく解説しているので、利用を検討している方はぜひ参考にして見てくださいね。

【評判悪い?】nuro光の最大のデメリット|契約を決める前に知っておきたい注意点

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