【引っ越し前の方へ】光熱費の手続きはどうする?解約から新規契約までの流れ

「引っ越しの時って光熱費の手続きどうするんだっけ?」

何度も引っ越しているのに、その都度忘れてしまうのが光熱費の手続きについてではありませんか?

うろ覚えで手続きするのはとても危険

余計に料金が発生してしまったり、期日に間に合わずスムーズな手続きができなかったりしてしまいます。

引っ越し時の光熱費手続きについては慣れた方でも毎回確認することをおすすめします!

この記事では

  • ガス
  • 水道
  • 電気

旧住居での解約手続き新住居での契約手続きについて説明をしていきます。

各会社への連絡手段や開通時の立会いの有無などについても詳細に説明いたします。

今の時代、電話での手続きに苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか?

電話で手続きをする際の切り出し方も説明するので、最後まで読めば安心して手続きを進めることができます!

ガス・水道・電気の手続き概要

いきなり詳しく調べようと思うと、それだけで気分が滅入ってしまいますよね。

こういった手続きは慣れないことなので、神経を使います。

なので、まずは全体像を掴みましょう!

  • ガス
  • 水道
  • 電気

の手続き概要を退去時入居時に分けて説明します。

この項目では手続きに必要なものや、連絡のタイミングなど「これからこんな流れで手続きするんだな」というのが理解できます。

退去時の手続き概要

まずは退去時の手続き概要を表で整理しました。

  • ガス
  • 水道
  • 電気

ごとに解約手続きの

  • 連絡手段
  • 手続きタイミング
  • 必要情報
  • 立会い有無
  • 自分ですること

をまとめています。

ガス 水道 電気
連絡手段 電話orウェブ 電話orウェブ 電話orウェブ
手続きタイミング 利用停止の1〜2週間前 利用停止の1〜2週間前 利用停止の1〜2週間前
必要情報
  • 契約者名
  • お客様番号(検針票に記載)
  • 使用場所の住所と連絡先
  • 使用中止希望日
  • 最終月の清算方法
  • 契約者名
  • 使用場所住所と連絡先
  • 水栓番号またはメーター番号(検針票に記載)
  • 使用中止希望日
  • 使用中止後の連絡先
  • 最終月の清算方法
  • 契約者名
  • お客様番号(検針票に記載)
  • 使用場所の住所
  • 使用中止希望日
  • 最終月の清算方法
立会い有無 立会い無し 立会い無し 立会い無し
自分ですること 退去日にガスの元栓を閉める 退去日に水道の元栓を閉める 退去日にブレーカーをすべて下げる

それぞれの概要は上記の通りです。

共通して「お客様番号(メーター番号)」が必要となってきます。

お客様番号はそれぞれの検針票に記載されているので、検針票は用意しておきましょう。
(直近の検針票である必要はありません)

手続きのタイミングですが、1〜2週間前の早い段階ならウェブからの手続きで完結できる会社がほとんどです。

電話が苦手な方は早めの手続きを心がけましょう。

利用停止日当日や2〜3日前になってしまっている場合は電話連絡にて手続きをしましょう。

 

ガス・水道・電気の退去時の手続き概要まとめ

  • 1〜2週間前なら、ウェブからの手続きでできる。
  • 当日や2〜3日前なら、電話連絡にて手続きをする。

入居時の手続き概要

今度は入居時の手続き概要を表で確認しましょう。

退去時の同様に、

  • ガス
  • 水道
  • 電気

ごとに契約手続きの

  • 連絡手段
  • 手続きタイミング
  • 必要情報
  • 立会い有無
  • 自分ですること

をまとめています。

ガス 水道 電気
連絡手段 電話orウェブ 電話orウェブ 電話orウェブ
手続きタイミング 利用開始の1〜2週間前 利用開始の1〜2週間前 利用開始の1〜2週間前
必要情報
  • 契約者名
  • 使用場所の住所と連絡先
  • 使用開始希望日
  • 支払い方法
立会い有無 立会い有り 立会い無し 立会い無し
自分ですること 利用開始日に開栓に立ち会う 水道の元栓を開く ブレーカーをすべて上げる

ガスのみ立会いがありますが、水道・電気は立会いが不要です。

手続きは退去時と同様に早めならウェブ手続きが可能です。

当日や2〜3日前になってしまうと電話対応が必要になります。

 

ガス・水道・電気の入居時の手続き概要まとめ

  • 1〜2週間前なら、ウェブからの手続きでできる。
  • 当日や2〜3日前なら、電話連絡にて手続きをする。
  • ガスのみ立会いが必要。

ガスの手続き詳細

それではガスの手続きについて詳細に説明していきます。

解約に必要な情報

解約に必要な情報を詳しく以下の表にまとめています。

必要情報 確認の仕方 備考
契約者氏名 ガス検針票に記載があります。 誰の名義で契約しているか確認しましょう。
お客様番号 不明な場合は電話にて契約者氏名と使用場所を伝えて確認しましょう。
使用場所の住所 旧住所です。
連絡先 電話番号 繋がりやすい携帯電話を指定するのが良いです。
使用中止希望日 引っ越しする当日 元栓を閉めるのに立会いが必要です。
最終月の清算方法 現金・クレジットなど 任意の清算方法を選びましょう。(日割り計算になります)

契約に必要な情報

契約に必要な情報を詳しく以下の表にまとめています。

必要情報 確認の仕方 備考
契約者氏名 契約する方本人の名前 一般的には家主の名義で契約しましょう。
使用場所の住所 新住所です。 マンション・アパートの場合は建物名まで確認しておきましょう。
連絡先 電話番号 繋がりやすい携帯電話を指定するのが良いです。
使用開始希望日 新住居を利用し始める日 開栓立会いが必要です。
支払い方法 現金・クレジットなど 任意の支払い方法を選びましょう。

連絡方法はインターネット?電話?

連絡手段は電話インターネットを選ぶことができます。

ただし、インターネットからのご契約は引っ越し当日から1〜2週間前までになっています。

引っ越しまで余裕があり、必要情報が手元にすべて揃っている場合にはインターネットでの手続きがおすすめです。

インターネットからなら24時間受付してもらえるので、空いた時間に手続きできて便利です。

反対に、引っ越しまで時間がなく、必要情報も手元にない場合は電話連絡をしましょう。

契約しているガス会社の電話受付時間内に連絡をします。

電話の切り出し方は「引っ越しをするのでガスを停止したいです。」と伝えるだけです。

あとは担当者が進めてくれます。

お客様番号が不明な場合は「お客様番号が分かるものが手元にありません。」と伝えましょう。

契約者名や住所からお客様番号を確認してもらうことができます。

安心ですね。

電話のデメリットは受付時間が決まっているのと、ガス会社によっては通話料が発生してしまうことです。

あらかじめ必要な情報を手元に揃えて余裕を持ってインターネットから申し込むのがおすすめです。

供給開始時の立会いは必要?

ガスは利用停止時と供給開始時の立会いが必ず必要になります。

引っ越し当日はなるべく在宅しておきましょう。

なお、立会いは契約者本人である必要はなく、代理人でも可能です。

費用はどのくらい用意する?

一般的にガスの利用開始や利用停止に関して費用は発生しない場合がほとんどです。

契約時に2年縛りの契約などをしている場合はガス会社によって任意の解約料が発生する可能性はあるので、確認が必要です。

ただし費用がかかる場合でも引き落としやコンビニ払いを指定できるので、必ず当日現金を用意する必要はありません。

 

ガスの手続き詳細まとめ

  • 1〜2週間前なら、ウェブからの手続きでできる。
  • 当日や2〜3日前なら、電話連絡にて手続きをする。
  • 必ず立会いが必要
  • ガス会社によって任意の解約料が発生する可能性もあるので注意。

水道の手続き詳細

水道の手続きについて説明をしていきます。

解約に必要な情報

解約時に必要な情報はこちらです。

必要情報 確認の仕方 備考
契約者氏名 水道の検針票に記載があります。 誰の名義で契約しているか確認しましょう。
水栓番号またはメーター番号 不明な場合は電話にて契約者氏名と使用場所を伝えて確認しましょう。
使用場所の住所 旧住所です。
連絡先 電話番号 繋がりやすい携帯電話を指定するのが良いです。
使用中止希望日 引っ越しする当日 指定した日にちから水が使えなくなるので、引っ越し日の前に指定するのは避けましょう。
最終月の清算方法 現金・クレジットなど 任意の清算方法を選びましょう。(日割り計算になります)

契約に必要な情報

水道の契約に必要な情報を詳しく以下の表にまとめています。

必要情報 確認の仕方 備考
契約者氏名 契約する方本人の名前 一般的には家主の名義で契約しましょう。
使用場所の住所 新住所です。 マンション・アパートの場合は建物名まで確認しておきましょう。
連絡先 電話番号 繋がりやすい携帯電話を指定するのが良いです。
使用開始希望日 新住居を利用し始める日 引っ越し当日を指定しましょう。それより前を指定すると余計な料金が発生しますし、引っ越し当日以降にしているすると水が使えない生活をすることになります。
支払い方法 現金・クレジットなど 任意の支払い方法を選びましょう。

連絡方法はインターネット?電話?

ガス同様に水道も電話インターネットで申し込みが可能です。

引っ越し前1〜2週間で必要情報がすべて揃っていればインターネットが24時間申し込み可能なのでおすすめです。

引っ越しまで時間がない場合やお客様情報が不明な場合は電話申し込みがおすすめです。

電話の切り出し方は「引っ越しをするので水道を止めたい(水道を契約したい)」でOKです。

お客様番号が不明な場合は、その内容を伝えれば確認してもらえます。

供給開始時の立会いは必要?

水道の利用停止・利用開始時の立会いは不要です。

水道の元栓を自分で開閉する必要があります。

引っ越したのに「あれ?水が出ない」という場合は、こちらの動画を参考に水道の元栓を開けましょう。

引用元:【動画でわかる!】止水栓の止め方・閉め方 位置と場所_生活救急車

費用はどのくらい用意する?

ガス同様に水道代も引っ越し当日に現金を用意する必要はありません

後日日割り計算された水道代の請求書が届いたり、口座引き落としされるのでそちらを確認しましょう。

 

水道の手続き詳細まとめ

  • 1〜2週間前なら、ウェブからの手続きでできる。
  • 当日や2〜3日前なら、電話連絡にて手続きをする。
  • 立会い不要。
  • 水道の元栓を自分で開閉する必要がある。

電気の手続き詳細

電気手続きについての詳細を見ていきましょう。

解約に必要な情報

解約時に必要な情報はこちらです。

必要情報 確認の仕方 備考
契約者氏名 電気の検針票に記載があります。 誰の名義で契約しているか確認しましょう。
お客様番号 不明な場合は電話にて契約者氏名と使用場所を伝えて確認しましょう。
使用場所の住所 旧住所です。
連絡先 電話番号 繋がりやすい携帯電話を指定するのが良いです。
使用中止希望日 引っ越しする当日 指定した日にちから水が使えなくなるので、引っ越し日の前に指定するのは避けましょう。
最終月の清算方法 現金・クレジットなど いつもと同じ支払い方法です。(日割り計算になります)

契約に必要な情報

電気の契約に必要な情報を詳しく以下の表にまとめています。

必要情報 確認の仕方 備考
契約者氏名 契約する方本人の名前 一般的には家主の名義で契約しましょう。
使用場所の住所 新住所です。 マンション・アパートの場合は建物名まで確認しておきましょう。
契約プラン 希望するプランをあらかじめ決めておきましょう。 電力会社によって様々なプランが用意されているので、前もって検討しておきましょう。
アンペア容量 10〜60Aのいずれか アンペア容量によって同時に使える電力量が決まります
連絡先 電話番号 繋がりやすい携帯電話を指定するのが良いです。
使用開始希望日 新住居を利用し始める日 引っ越し当日を指定しましょう。
支払い方法 現金・クレジットなど 任意の支払い方法を選びましょう。

連絡方法はインターネット?電話?

電気の手続きも電話インターネットでできます。

引っ越し前1〜2週間の余裕のあるタイミングで必要な情報が揃っているならインターネットでの申し込みが断然おすすめです。

引っ越し先でも同じ電力会社を利用する場合は、旧住所での利用停止と新住所での利用開始を一括で手続きすることができます。

引っ越しを機に電力会社を切り替える方も多いと思います。

そういった場合は、利用停止手続きを現在契約中の会社で行い、新しい電力会社では電気の利用開始手続きをしましょう。

必要な情報が揃っていなかったり、引っ越しまで時間がない場合は電力会社の受付時間内に電話をしましょう。

切り出し方は「引っ越すので電気の利用を停止したい」と伝えましょう。

お客様番号がわからない場合も、電話先の担当者が確認してくれるので、ご安心ください。

供給開始時の立会いは必要?

電気も水道と同様、利用停止・開始時の立会いは不要です。

ただし、オートロックのマンションの場合は利用停止時に最後の検針作業ができないので、立会いが必要になる場合があります。

利用停止・開始時ともにブレーカーを上げ下げする必要があります。

ブレーカーの上げ下げについては次の動画を参考にしてください。

引用元:お家のブレーカが落ちたらどうしたらいい?ブレーカも3種類ある_チャンネルタケオテック

費用はどのくらい用意する?

引っ越しにおける費用の発生はありません

ただしガス同様に2年割引契約などをしている場合は解約手数料が発生する場合があるので、注意が必要です。

最終月の料金は日割り計算され、請求書が届くので支払いをしましょう。

クレジットや口座引き落としを指定している場合は、そのまま翌月に引き落とされます。

 

電気の手続き詳細まとめ

  • 1〜2週間前なら、ウェブからの手続きでできる。
  • 当日や2〜3日前なら、電話連絡にて手続きをする。
  • 立会い不要。
  • 利用停止・開始時ともにブレーカーを上げ下げする必要がある。
  • 解約手数料が発生する場合があるので注意。

引っ越し時の光熱費一括手続きについて

これまで

  • ガス
  • 水道
  • 電気

それぞれの解約方法契約方法、それに伴う必要情報連絡方法を紹介してきました。

しかし、「結構めんどうだなー」と思った方も多いですよね。

もし、これらの手続きをすべて一括でできるサービスがあるとしたらどうでしょうか?

実はそんな便利なサービス「引っ越し連絡帳」があります!

引っ越し連絡帳を使うメリットとデメリットを紹介していきます。

引っ越し連絡帳とは?

引っ越し連絡帳とは、引っ越し時に必要なライフラインの手続き(ガス・電気・水道など)をまとめて手続きしてくれるサービスです。

通常なら

  • ガスならガス会社
  • 電気は電力会社
  • 水道は水道局

にそれぞれ連絡する必要があり、とても面倒です。

しかし、引っ越し連絡帳を使えば一括ですべての手続きを完了することが可能です。

猫の手も借りたいほど忙しい引っ越しで大活躍してくれるサービスとなっています。

PCや手持ちのスマートフォンで入力項目に沿って情報を入力するだけなので、とても便利です。

電話する必要がないのも嬉しいです。

  • ガス
  • 水道
  • 電気

以外にも

  • 電話
  • NHK
  • 新聞
  • 通信販売
  • クレジットカード
  • プロバイダ

などにも対応しています。

 

引っ越し連絡帳とは?まとめ

  • ガス・水道・電気・電話・NHK・新聞・通信販売・クレジットカード・プロバイダなど一括ですべての手続きを完了することが可能。

メリット

便利なサービスである、引っ越し連絡帳のメリットを見ていきましょう。

時間を短縮できる

ライフラインとして契約しているものって意外にたくさんあります。

それらを別々に手続きするのは非常に面倒で時間も労力も必要になります。

しかし、引っ越し連絡帳を使えばそういった引っ越し時のネガティブから解放されます。

無料で利用できる

引っ越し連絡帳は無料で利用できるサービスです。

出費がかさみがちな引っ越しには嬉しいと好評です。

このようにネット上の利用者からはとても好評を得ています。

たしかにこれまでに無かったサービスなので画期的です。

 

引っ越し連絡帳のメリットまとめ

  • 時間を短縮できる。
  • 無料で利用できる。

デメリット

メリットだけではなくデメリットもあります。

引っ越し連絡帳の不便な点を紹介します。

対応していない事業者が多い

まだまだ対応していない事業者が多いです。

ご自身が契約している会社が引っ越し連絡帳のリストにない場合は、個別での手続きが必要になります。

関東のみでしか利用ができない

対応エリア

  • 東京都
  • 埼玉県
  • 千葉県
  • 神奈川県
  • 茨城県
  • 群馬県
  • 山梨県
  • 静岡県

のみとなっているので、他の地域で利用することができません。

便利なサービスなので全国展開すると良いですね。

 

引っ越し連絡帳のデメリットまとめ

  • 対応していない事業者が多い。
  • 対応エリアが限定されている。

まとめ

光熱費の引っ越し手続きはとにかく早めに動くのが正解です!

手続き以外にも必要な情報を集めるのが以外と苦労するかもしれません。

引っ越しが決まったらすぐに必要情報を集めてインターネットから手続きをしましょう。

引っ越し連絡帳という無料で利用できる便利なサービスもあるので、時間に余裕があれば試してみる価値ありです!

もし、引っ越しギリギリの手続きになっても電話手続きすることも可能です。

ただし電話の受付時間が決まっているので休日や夜間の問い合わせはできません。

引っ越しは計画的に準備をすすめていくのが絶対おすすめです!

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