北海道の電力会社はどこが良い?自分に最適な電力会社を選ぶ5つのポイント!

北海道 電力会社 新電力会社

北海道には電力会社がたくさんあるけど、いったいどの会社を選べばいいの?

北海道の電力会社でおすすめのサービスってどれなの?

北海道には新電力会社がたくさんあり、どの電力会社と契約をすればよいのかわからないという人は多いのではないでしょうか。

一番安い会社が良いというようにはっきり目的が決まっているなら、料金プランを比べるだけなので選ぶのに苦労はしないかもしれませんが、
サービスの質にこだわったり、会社の信頼度を重視したいという人もいるでしょう。

そのため、一概にどの電力会社が良いというように決めることはできません。

人によって電力会社に求める内容が異なってくるので、重要なのは自分に合った電力会社を見つけることなのです。

そこで、この記事では、北海道で利用できる新電力会社や料金プラン、それぞれの特徴を紹介します。

また、自分に合った電力会社の選び方や電力会社を乗り換える方法まで解説するので、
この記事を読み終えたころには、ある程度どの電力会社を利用すれば良いか分かっていることでしょう。

もし、北海道の電力会社選びで困っている人は参考にしてみてくださいね!

北海道電力の料金プラン

新電力会社の料金の安さを実感しやすくするために、
まずは基準となる北海道電力の電気料金をチェックしていきましょう。

北海道電力には一般的な従量電灯プランと、オール電化向けの電気料金プランの2種類あり、
ほとんどの家庭は従量電灯プランで契約しているはずです。

ここでは、従量電灯プランを紹介します。

従量電灯プランの電気料金は基本料金+電力量料金で算出されており、
他の新電力会社の料金プランと比較するときは、
基本料金と電力量料金をそれぞれ見比べるとわかりやすいです。

ちなみに、基本料金というのは契約しているアンペア(A)の容量に対しての料金のことで、
アンペア数が大きくなればその分料金も高くなります

一般的には10Aから契約することができ、15、20、30、40、50、60と容量を大きくすることが可能です。

容量は一度にどのくらいの電気を使用するかで決定されるので、住む人数や部屋数によって基本料金が変わります。

また、1kWhあたりの料金単価に実際の使用量をかけて計算されるのが、電力量料金です。

では、北海道電力の料金の詳細を表にまとめてみましたので、チェックしてみてください。

アンペア(A) 基本料金 電気使用量 1kWhあたりの料金
10 334.80円 最初の120kWhまで 23.54円
15 502.20円
20 669.60円 121~280kWh 29.72円
30 1,004.40円
40 1,339.20円 281kWh以上 33.37円
50 1,674.00円
60 2,008.80円

例えば、20Aで契約している家庭が1カ月で150kWh使用したとすると、電気料金はどうなるでしょうか。

1カ月の電気料金=669.6+23.54×120+29.72×30となり、計算すると4,386円になります。

北海道電力を利用している人がいれば、一度自分で計算してみると、他の電力会社とどのくらい料金が違うのか実感できるはずですよ。

では、この表をもとに新電力会社との電気料金の比較を行ってみましょう。

北海道電力の料金プランまとめ

  • 一度自分で計算してみて、他の電力会社とどのくらい料金が違うのか比較してみよう。

北海道で利用できる新電力会社

北海道で利用できる新電力会社には一体どれくらいの会社があるのでしょうか。

北海道電気以外の新電力会社をまとめた表がこちらです。

新電力会社 特徴
北海道ガス ・独自のポイントサービスあり
・解約金、違約金が0円
Looopでんき ・基本料金が0円
・電力料金が1段階
・30分ごとの電気の使用量が分かるアプリ
H.I.S.でんき ・大手電力会社より5%安い料金設定
・電気の使用量に限らず値引きが一定
トドック電気 灯油セット割りメニューがある
auでんき キャッシュバックの特典がある
ソフトバンク 基本料金が0円
丸紅新電力 電気料金の一部を森と緑の保全活動の支援に利用するプランがある
楽天・まちでんき ・基本料金0円
・電気の使用10kWhに応じて楽天のポイントが貯まる
ミツウロコでんき シングル応援プランなどの電気料金がある
ヤマダのでんき ・ヤマダポイントが付与される
・HTBエナジーと業務提携
エネワンでんき 電気+灯油、電気+ガス、電気+ガス+灯油、電気+ガス暖房(エコジョーズ暖房利用に限る)などのセット割りがある

選べる選択肢がたくさんあることがわかりますね。

では、次にそれぞれの電気料金を紹介します。

北海道で利用できる新電力会社まとめ

  • 北海道で利用できる新電力会社は11社。

北海道ガスの料金プラン

北海道ガスの電気料金プランは以下の通りです。

アンペア
(A)
基本料金 電気使用量 1kWhあたりの料金
10 334.80円 最初の120kWhまで 22.83円
-0.71円
15 502.20円
20 669.60円 121~280kWh 28.82円
-0.9円
30 1,004.40円
40 1,339.20円 281kWh以上 32.36円
-1.01円
50 1,674.00円
60 2,008.80円

基本料金は北海道電気と変わりませんが、1kWhあたりの料金が若干安くなっていますね。

北海道ガスの料金プランまとめ

  • 北海道電気と比べて、1kWhあたりの料金が若干安い。

Looopでんきの料金プラン

Looopでんきの料金プランです。

アンペア(A) 基本料金 電気使用量 1kWhあたりの料金
10 0円 1kWh~ 29円
15
20
30
40
50
60

looopでんきは基本料金が0円で、電気使用量に応じて料金が上がっていくシステムです。

基本料金が浮くので、アンペア数が大きい家庭ほど得すると言えるでしょう。

Looopでんきの料金プランまとめ

  • 基本料金は0円。
  • アンペア数が大きい家庭ほど得をする。

H.I.S.でんきの料金プラン

H.I.S.でんきの料金プランは以下の通りです。

アンペア(A) 基本料金 電気使用量 1kWhあたりの料金
10 × 最初の120kWhまで 22.37円
-1.17円
15 ×
20 × 121~280kWh 28.24円
-1.48円
30 954.18円
-50.22円
40 1,272.24円
-66.96円
281kWh以上 31.71円
-1.66円
50 1,590.30円
(-83.7円
60 1,908.36円
-100.44円

基本料金や電気料金が5%安くなっているので、全体的に料金が安くなります。

電気使用量が少ない人は、新電力会社に乗り換えると高くなることもあるのですが、H.I.S.でんきに関しては必ず電気料金が安くなるのです。

H.I.S.でんきの料金プランまとめ

  • 基本料金や電気料金が北海道電力よりも5%安い。

トドック電気の料金プラン

トドック電気の料金プランが以下の通りです。

アンペア(A) 基本料金 電気使用量 1kWhあたりの料金
スタンダート 灯油セット
10 334.80円 最初の120kWhまで 23.42円
-0.12円
22.95円
-0.59円
15 502.20円
20 669.60円 121~280kWh 29.57円
-0.15円
28.98円
-0.74円
30 1004.40円
40 1339.20円 281kWh以上 33.04円
-0.33円
32.37円
-1.00円
50 1674.00円
60 2008.80円

北海道電力に比べると確かに安くなるのですが、他の新電力会社と比べると少し物足りない気がしますね。

灯油を購入する冬場になると、乗り換えを検討しても良い会社かもしれません。

トドック電気の料金プランまとめ

  • 灯油セット割りメニューがある。

auでんきの料金プラン

auでんきの料金プランは以下の通りです。

アンペア(A) 基本料金 電気使用量 1kWhあたりの料金
10 334.80円 最初の120kWhまで 23.53円
-0.01円
15 502.20円
20 669.60円 121~280kWh 29.71円
-0.01円
30 1004.40円
40 1339.20円 281kWh以上 33.36円
-0.01円
50 1674.00円
60 2008.80円

北海道電力とほとんど料金が変わらないことに気づいたでしょうか。

確かにauでんきは、料金の値引きはほとんどなく、安さを求めている人には向いていないサービスと言えるでしょう。

しかし、その代わりキャッシュバックキャンペーンやスマホとの一括請求などのメリットがあります。

気になる人は公式ホームページを確認してみてくださいね!

auでんきの料金プランまとめ

  • キャッシュバックキャンペーンやスマホとの一括請求などのメリットがある。

ソフトバンクの料金プラン

ソフトバンクはおうちでんきプランと自然でんきプランがあります。

それぞれの料金を見てみましょう!

おうちでんきプランは以下の通りです。

アンペア(A) 基本料金 電気使用量 1kWhあたりの料金
10 334.80円 最初の120kWhまで 23.30円
-0.24円
15 502.20円
20 669.60円 121~280kWh 29.41円
-0.31円
30 1004.40円
40 1339.20円 281kWh以上 33.01円
-0.36円
50 1674.00円
60 2008.80円

同じ携帯会社のauに比べると、少しは値段が安くなるようですね。

次に、自然でんきプランはこちら。

アンペア(A) 基本料金 電気使用量 1kWhあたりの料金
10 0円 1kWh~ 31円
15
20
30
40
50
60

Looopでんきより少し高いくらいですが、基本料金が0円なのは電気使用量が多い人からすると嬉しいですよね。

新電力会社の中でも大手会社が運営しているので、会社の信頼度を重視するのであれば
Looopでんきよりもソフトバンクを選んだ方が良いかもしれません。

ソフトバンクの料金プランまとめ

  • おうちでんきプランと自然でんきプランがある。
  • 大手会社が運営しているので、会社の信頼度がある。

丸紅新電力の料金プラン

丸紅新電力の料金プランは以下の通りです。

アンペア(A) 基本料金 電気使用量 1kWhあたりの料金
10 334.80円 最初の120kWhまで 23.54円
-0円
15 502.20円
20 669.60円 121~280kWh 27.66円
-2.06円
30 1004.40円
40 1339.20円 281kWh以上 30.03円
-3.34円
50 1674.00円
60 2008.80円

120kWhまでは北海道電力と全く同じ電気料金なのですが、それより多く使用すると大幅に値下げされます。

多めに電気を使用しており、なるべく電気料金を抑えたいという家庭にぴったりかもしれないですね。

丸紅新電力の料金プランまとめ

  • 120kWh以上使用する場合、大幅に値下げされる。

楽天でんきの料金プラン

楽天でんきの料金プランはこちらです。

アンペア(A) 基本料金 電気使用量 1kWhあたりの料金
10 × 1kWh~ 29.50円
15
20
30 0円
40
50
60

Looopでんきよりも若干料金は高いですが、楽天ポイントを貯めることができるので、楽天をよく利用される人はおすすめです。

ただし、契約する前に現在利用している容量を30~60A設定にしておかなければ利用できないので注意しましょう。

楽天でんきの料金プランまとめ

  • 楽天ポイントを貯めることができる。
  • 30~60A設定にしておかなければ利用できない。

ミツウロコでんきの料金プラン

ミツウロコでんきの料金プランは以下の通りです。

アンペア(A) 基本料金 電気使用量 1kWhあたりの料金
10 334.80円 最初の120kWhまで 24.54円
+1円
15 502.20円
20 669.60円 121~280kWh 26.90円
-2.82円
30 1004.40円
40 1339.20円 281kWh以上 29.81円
-3.56円
50 1674.00円
60 2008.80円

ミツウロコでんきは他の新電力会社と比べてもかなり特徴的ですね。

120kWh以下の場合は北海道電力より1円も単価が上がり、それ以上使う場合は3円前後単価が安くなります。

電気使用量が少ない人は避けた方が良く、電気使用量が多い人はおすすめの電力会社と言えるでしょう。

ミツウロコでんきの料金プランまとめ

  • 電気使用量が多い場合、北海道電力より3円前後単価が安くなる。

ヤマダのでんきの料金プラン

ヤマダのでんきの料金プランは以下の通りです。

アンペア(A) 基本料金 電気使用量 1kWhあたりの料金
10 334.80円 最初の120kWhまで 23.54円
15 502.20円
20 669.60円 121~280kWh 29.72円
30 1,004.40円
40 1,339.20円 281kWh以上 33.37円
50 1,674.00円
60 2,008.80円

実は、北海道電力と全く同じ電気料金プランを設定しています。

確かにこれでは電力会社を乗り換えるメリットはありませんが、ヤマダのでんきはヤマダポイントを貯めることができるのです。

そのため、よくヤマダで家電製品を購入するという人は、知っておいて損はしないでしょう。

ヤマダのでんきの料金プランまとめ

  • ヤマダポイントを貯めることができる。

エネワンでんきの料金プラン

エネワンでんきのスタンダードプランを紹介します。

アンペア(A) 基本料金 電気使用量 1kWhあたりの料金
20 629.40円
-40.20円
最初の120kWhまで 23.42円
-0.12円
121~280kWh 29.57円
-0.15円
281kWh以上 33.20円
-0.17円
30 944.10円
-60.30円
最初の120kWhまで 22.12円
-1.42円
40 1,258.80円
-80.40円
121~280kWh 27.93円
-1.79円
50 1,573.50円
(-100.50円
301kWh以上 31.36円
-2.01円
60 1,888.20円
-120.60円

エネワンでんきは20Aと30A以上で電気料金の単価が異なります。

基本料金も安くなっているので、30A以上で利用したい人におすすめの電力会社と言えるでしょう。

エネワンでんきの料金プランまとめ

  • 30A以上で利用する場合は、電気料金が安くなる。

電気会社を選ぶ5つのポイント

北海道で利用できる電力会社を紹介しましたが、実際にどれを選べばいいか迷う人もいますよね。

そこで、どの電力会社が自分に合っているのかを判断するポイントを5つ紹介します。

電力会社を選ぶ5つのポイントはこちらです。

  1. シンプルに電気料金が安い
  2. 会社の信頼度が高い
  3. セット割・ポイントサービスがお得かどうか
  4. 口コミ・評判をチェック
  5. キャンペーン・キャッシュバックの有無

順番に紹介していきましょう。

シンプルに電気料金が安い

電力会社を選ぶ最も簡単な基準が、『電気料金が一番安い会社』でしょう。

少しでも出費を抑えたいと思うのは当たり前です。

サービスの充実さよりもとにかく電気料金にこだわりたいという人は、上記で紹介した電気料金の単価を比べると良いでしょう。

各会社のホームページから料金のシュミレーションもできるので、実際に今の電気使用量でどのくらいの電気料金になるのか、算出して見比べてみましょう。

電気会社を選ぶポイント一つ目まとめ

  • 実際に今の電気使用量でどのくらいの電気料金になるのか、算出して比較してみる。

会社の信頼度が高い

会社の信頼度が高いかどうかも判断基準になります。

新電力会社は安さを売りにしているところが多いですが、あまりにも安いと不安に感じる人もいるでしょう。

契約したは良いものの、将来続いているかわからない会社よりも、実績と世間からの信頼が高い会社の方が安心する人もいるはずです。

そうした人は、会社の知名度で選ぶのもありでしょう。

電気会社を選ぶポイント二つ目まとめ

  • 会社の信頼度を重視するなら、会社の知名度で選ぶ。

セット割・ポイントサービスがお得かどうか

単純に料金の安さよりもセット割やポイント付与に魅力を感じる人も中にはいますよね。

特に普段から貯めているポイントがサービスに入っていると、ポイント目当てに契約しても不思議ではありません。

シンプルな低価格ではなく、セット割やポイントサービスなどの特別感を重要視するのも大事ですね。

電気会社を選ぶポイント三つ目まとめ

  • セット割やポイントサービスなどがお得かどうか調べてみる。

口コミ・評判をチェック

料金はともかく実際に利用している人の声を参考に、電力会社を選ぶのも有効です。

人によって感覚が異なるので、他者の意見が全て正しいというわけではありませんが、メリットとデメリットが何となくイメージしやすくなりますよね。

自分が実際に利用しているイメージをすることは重要なので、契約後に後悔をしたくないという堅実な人は、口コミを見比べて批判コメントが少ないのを選ぶと良いかもしれません。

電気会社を選ぶポイント四つ目まとめ

  • 口コミを見比べて批判コメントが少ない電力会社を選ぶと良い。

キャンペーン・キャッシュバックの有無

しばしばキャンペーンやキャッシュバックなどの企画を実施している会社もあるので、お得感を優先したい人はキャンペーンなどの有無を確認しておくと良いでしょう。

料金が安いという明確なお得感を重視する人もいますが、キャンペーンなど目に見えないお得感による満足を求める人もいます。

シンプルな料金の安さよりも、サービスの充実度を優先したい人は、ホームページでチェックしてみてください。

電気会社を選ぶポイント五つ目まとめ

  • サービスの充実度を優先したい人は、ホームページでチェックしてみる。

おすすめの電力会社

今回紹介した電力会社の中から利用者のタイプ別におすすめの電力会社を紹介します。

シンプルに電気料金が安い Looopでんき、H.I.S.でんき、丸紅新電力、
楽天でんき、ミツウロコでんき、エネワンでんき
会社への信頼度 北海道でんき、auでんき、
ソフトバンク、楽天でんき
セット割・ポイントサービス トドック電気、楽天でんき、
ヤマダのでんき、エネワンでんき
キャンペーン・キャッシュバックの有無 auでんき

口コミ・評判に関しては個人の感覚によるものなので、今回は省いています。

もし電力会社選びに困っている人は、参考にしてください。

電力会社を乗り換える方法

電力会社を乗り換える方法を紹介します。

もし、乗り換えを決心した人は申込み手続きを行ってみてください。

電力会社を乗り換える方法は簡単です。

ホームページの申込みフォームに必要事項を入力して送信するだけ。

もちろん、電話でも申し込みをすることはできます。

ちなみに、乗り換え時に必要な情報は以下の通りです。

  • 契約者の住所・電話番号・名前
  • 供給地点特定番号(22桁)
  • 現在の電力会社のお客様番号
  • クレジットカード情報

検針票に必要な情報が全て記載されているので、もしわからなければ直近の検針票を手元に用意しましょう。

また、クレジットカード情報は、電力会社によっては支払い方法がクレジットカードのみの場合があるからです。

口座振替を選択できる電力会社と契約する場合は必要ありません。

電力会社を乗り換える方法まとめ

  • ホームページの申込みフォームに必要事項を入力して送信する。
  • 電話でも申込み可能。

まとめ

北海道で利用できる電力会社をいくつか紹介しましたが、他にも選べる会社は多数あります。

どの電力会社にすれば良いか迷うかもしれませんが、今回紹介した5つのポイントを参考にしてみてください。

とにかく電気料金の安さにこだわるのか、それとも充実したサービスを選ぶのか、人によって電力会社に求める内容は異なります。

したがって、選ぶ基準を1つ決めてそれに沿ったサービスを選択するようにしましょう。

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