「電気料金をクレジットカードで払うメリットとデメリットはあるの?」
「電気料金をクレジットカードで払うときの注意点ってあるの?」
電気料金の支払いを、
- クレジットカードで行うのか
- 口座振替で引き落としにするのか
- コンビニ払いを継続するのか
で迷っている人も多いのではないでしょうか。
多くの人は口座引き落としかコンビニ払いを選択しているかもしれませんが、実はクレジットカードで支払うメリットが大きいんですよ!
この記事では、クレジットカード払い以外で支払いをしている人に向けて、クレジットカード払いのメリット・デメリット、使用時の注意事項を紹介します。
この記事を読んで、クレジットカードを有効に使いましょう!
この記事の目次
クレジットカード払いの仕組み
電気料金をクレジットカードで支払うときの仕組みを知らない人も多いのではないでしょうか。
もしかすると、コンビニ払いでクレジットカード払いができると勘違いしている人もいるかもしれませんね。
当然、コンビニで支払うときは現金のみです。
まずは、電気料金をクレジットカードで支払うときの流れを説明しましょう。
電力会社は利用者からクレジットカード払いを受け付けた後に、検針をして料金計算をします。
コンビニ払いであれば直接契約者に料金を請求するのですが、クレジットカード払いでは、請求が行くのはカード会社です。
請求を受けたカード会社は立替して、後日契約者に同額を請求します。
請求を受けた契約者は、口座引き落とし日までにお金を口座に用意しておけば問題ありません。
以上のことから、口座振替やコンビニ支払いよりも請求されるまで日にちが空くので、少しの間支払いを遅らせることが可能です。
クレジットカード払いの仕組みまとめ
- 請求が行くのはカード会社である。
- カード会社は立替して、後日契約者に同額を請求する。
- 少しの間支払いを遅らせることが可能。
クレジットカードで電気料金を払う3つのメリット
クレジットカードで電気料金を支払うことで、得られるメリットが3つあります。
- 電気料金の払い忘れがない
- ポイントが付与される
- 家計管理をしやすい
それぞれのメリットについて詳しく見ていくので、クレジットカード払いにしようか迷っている人は参考にしてみてください。
電気料金の払い忘れがない
クレジットカード払いにすることで、電気料金の払い忘れを防止することができます。
口座振替にも言えるメリットなのですが、どちらも後日、口座から引き落とされる仕組みです。
登録している住所に請求書が送られてくるコンビニ払いタイプは、期日中に自分からコンビニや郵便局などに足を運び、現金で支払わなければなりません。
この手のタイプは、期限を過ぎてしまうとコンビニで支払いができなくなり、銀行や郵便局など開店時間が限られている場所でしか受け付けてくれなくなります。
仕事をしていてなかなか平日の昼間に職場を抜け出すことができない人は、非常に不便に感じることがあるでしょう。
また、支払いが現金のみなので、高額の請求の場合財布の中身が寂しくなることがあります。
1万円を超えることもあるでしょうから、家庭によっては現金管理が難しいと感じる人もいるかもしれませんね。
何度か支払い期限が過ぎてしまったことがある人は、口座引き落としの口座振替かクレジットカード払いを検討してみることをおすすめします。
クレジットカードで電気料金を払うメリット1まとめ
- 電気料金の払い忘れを防止することができる。
ポイントが付与される
クレジットカード払いの最大のメリットとも言えるのが、ポイントが付与されることでしょう。
今では電話料金の支払いをクレジットカードでする人が増えているほど、ポイント目的にクレジットカードを利用する人が多くなっています。
支払い額に応じてポイントが付与されるので、高額になりやすい電気料金をクレジットカードで支払うと結構な額のポイントが還元されるでしょう。
Tポイントや楽天ポイントなど提携先が多いクレジットカードほど、使いやすいので恩恵を受けやすくなるのではないでしょうか。
ただし、ポイントを貯めるときに気を付けなければならないことが1つあります。
それは通常の買い物で貯めるときに比べて、ポイントの有効期限が短いという点です。
永久的に失効しないカードもありますが、ポイントの有効期限が1年間のカードもあります。
電気料金の支払いは1カ月に1回なので、カードによってはたくさん貯めることができないことがあるため、ポイントの有効期限には注意しておきましょう。
確かに家電を買えるほどポイントを貯めることはできないかもしれませんが、ポイントで買い物時の金額の端数を払うことにも使えるので、貯めたらすぐに使うようにしてください。
コンビニ払いや口座振替ではポイントは貯まらないので、ポイントを貯めることに一切抵抗がない人は、クレジットカード払いに変更してみてはいかがでしょうか。
クレジットカードで電気料金を払うメリット2まとめ
- ポイントが付与される。
- ポイントの有効期限が短い場合があるので、有効期限に注意する。
家計管理しやすい
家計管理のしやすさもクレジットカードのメリットの1つです。
コンビニ払いや口座振替は、
- ガス
- 水道
- 携帯料金
など他の請求書とは別になるので、控えをまとめる必要があります。
一方、全ての支払い方法をクレジットカードにしておくと、クレジットカードで支払った料金をまとめて利用代金明細書で確認することが可能です。
つまり、それぞれの控えを整理する必要がなく、クレジットカードの利用代金明細書1つあれば家計を管理できるということですね。
家計簿をつけている人は、請求額がまとまっていると非常に便利に感じるはずですよ。
クレジットカードで電気料金を払うメリット3まとめ
- まとめて利用代金明細書で確認できるので、家計管理しやすい。
クレジットカードで電気料金を払う3つのデメリット
クレジットカード払いにすることで便利なことや得することがありますが、一方でデメリットもあるので紹介しておきます。
把握しておくべきクレジットカード払いのデメリットは以下の3つです。
- 口座振替の方が安い場合がある
- 利用限度額を圧迫する
- 2カ月分の料金をまとめて請求されることがある
デメリットを知らずに利用すると後悔することがあるので、クレジットカード払いを検討するのであれば、しっかりデメリットも把握しておきましょう。
細かく把握する必要はないので、頭の片隅に入れる程度で覚えてください。
口座振替の方が安い場合がある
クレジットカードでは電気料金がそのまま請求されますが、口座振替にしておけば毎月利用料金が割引されることがあります。
東京電力や関西電力では、毎月54円が割引されているので、少しでも安く抑えたいという人は口座振替の方が良いかもしれません。
ただし、割引される金額はたかが知れているので、クレジットカード払いのポイント付与を考えると、たいした差はないと言えるでしょう。
- 電気料金が安くなることに喜びを覚えるのか
- ポイントが還元されて他の買い物に利用できることにお得感を感じるのか
これに関しては人それぞれです。
自分にとってどちらが魅力的に感じるのかによって、口座振替にするのかクレジットカード払いにするのか決めると良いでしょう。
クレジットカードで電気料金を払うデメリット1まとめ
- 口座振替の方が安い場合がある。
利用限度額を圧迫する
電気料金分、利用限度額を圧迫するので、クレジットカードの利用金額や回数が多い人にとっては大きなデメリットになりうるかもしれません。
設定している利用限度額が10~30万円くらいの金額であれば、旅行やテレビなどの大型家電をクレジットカードで支払うと、電気料金を支払えないことがあります。
逆の場合も同じで、電気料金をクレジットカードで支払ったばかりに、代金をカードで払おうとすると利用限度額を超えてしまうこともあるのです。
一般家庭の電気料金は高くて1.5~2万円程度でしょうから、50万以上の利用限度額であれば問題ないかもしれません。
しかし、利用限度額が少なければ電気料金が払えなくなる、もしくは他の支払いで利用できなくなることがあります。
もしクレジットカード払いにするときは、必ず利用限度額がいくらに設定しているのか確認しておきましょう。
設定された利用限度額が小さければ、多めに設定するようにしてください。
クレジットカードで電気料金を払うデメリット2まとめ
- 利用限度額を圧迫する。
- 利用限度額が小さければ、多めに設定するようにする。
2カ月分の料金をまとめて請求されることがある
クレジットカード払いに設定することで、たまに2カ月分の料金がまとめて請求されることがあるのです。
カード会社の締切日と検針日がずれることがあります。
例えばカード会社の締切日と検針日が15日で、とある月の15日が電力会社の休日で検針日が16日になったとします。
そうすると、その月の検針日は16日で翌月の検針日は通常通り15日となり、次の請求で2カ月分がまとまってしまうということになりますよね。
それぞれの会社の事情によって、検針日が締切日に間に合わないことがあるので、滅多に起こりませんが可能性は0ではないということを把握しておきましょう。
ただし、請求日が遅れるからといって月の請求金額が増えるということはないので、心配はしないでくださいね。
クレジットカードで電気料金を払うデメリット3まとめ
- 検針日が締切日に間に合わないことがあるので、2カ月分の料金をまとめて請求されることがある。
クレジットカード払いの3つの注意点
クレジットカード払いに変更するときに気を付けて欲しいことがあります。
クレジットカード払いの注意すべき点は3つです。
- 地域によって利用できないことがある
- クレジットカードの有効期限に注意
- 引っ越しの際に解約する
電気料金の支払い方法を変更するときに知っておくと役立つことなので、頭に入れておきましょう。
地域によって利用できないことがある
クレジットカードの支払いが可能な電力会社は増えてきていますが、全ての電力会社が対応しているわけではありません。
新電力会社はコスト削減のために、クレジットカード払いのみの会社もあるほど普及していますが、地域によっては利用できないことがあります。
また、カード会社が限定されていることもあるので、一度自分が持っているクレジットカードで支払えるのか確認しておいてください。
もしクレジットカードが限定されていれば、対象のカードを発行する機会と捉えても良いかもしれないですね。
クレジットカード払いの注意点1まとめ
- 地域によっては利用できないことがある。
- カード会社が限定されていることもある。
クレジットカードの有効期限に注意
クレジットカード払いに変更するときに、必ずカードの有効期限はチェックしておきましょう。
有効期限が切れると、新しいクレジットカード情報に変更する手続きをしなければなりません。
新しいクレジットカード情報を更新せずに、古いカード情報のままにしてしまうと、口座引き落としができない場合が考えられます。
翌月の請求が2カ月分になってしまうので、確実に口座引き落としができるように、クレジットカードが切れるタイミングは注意が必要です。
クレジットカードの更新手続きは忘れがちなので、申込み時に自動更新の有無を確認しておくと良いでしょう。
もし、自動更新があれば同時に申し込むことをおすすめします。
クレジットカード払いの注意点2まとめ
- カードの有効期限に注意。
- 自動更新の有無を確認しておく。
引越しの際に解約する
引っ越しの際は必ず解約するようにしてください。
電力会社を切り替える場合は、新しく契約する電力会社が既存会社との解約手続きを代行してくれますが、引っ越しのときは自分で解約手続きをしなければなりません。
もし、解約手続きを忘れてしまうと、契約が残ったままになり不要な支払いが発生する可能性もあります。
引っ越しで忙しくて解約手続きが遅くなったり忘れたりする人も少なからずいるので、気づかない内に口座からお金が引き落とされないように気を付けましょう。
クレジットカード払いの注意点3まとめ
- 引越しの際には、自分で解約手続きをする。
クレジットカード払いに変更する方法
クレジットカード払いに変更することで、どのようなメリット・デメリットがあるのか紹介しました。
もしかすると、コンビニ払いや口座振替からクレジットカード払いに変更しようと思った人もいるかもしれませんね。
その人達のために、ここではクレジットカード払いに変更する方法を紹介します。
クレジットカード払いに変更する方法は2つです。
- お支払い窓口に問い合わせる
- 各カード会社に申し込む
どちらもすることは同じですが、連絡をする相手が違います。
特にどちらが良いということはないので、連絡しやすいと思った方から申し込むと良いでしょう。
ちなみに、申込みは電話だけでなく各会社のホームページから、申し込みフォームを送信することも可能です。
疑問に思ったことを解決しながら話を進めたい人は電話が良いでしょうし、スムーズに簡単に変更手続きを済ましたいという人はネットを使って申し込むと良いでしょう。
クレジットカード払いに変更する方法まとめ
- お支払い窓口に問い合わせる。
- 電話でもネットを使って申し込むこともできる。
まとめ
電気料金の支払い方法は、
- コンビニ支払い
- 口座振替
- クレジットカード払い
の3種類です。
それぞれメリットはありますが、便利さやお得度を考慮するとクレジットカード払いをおすすめします。
何といってもポイントを貯められるというメリットが強いです。
公共料金を現金や口座振替で支払ってもポイントは貯まりませんからね。
カードによってポイント還元率は異なりますが、還元率の高いカードや使用機会の多いポイントカードを持っているのであれば、クレジットカード払いにしない手はないでしょう。
また、請求書がまとまってくるので、家計管理しやすいのも嬉しいポイントですね。
ただし、クレジットカード払いには落とし穴があるので、逆に損をすることがないように今回紹介したデメリットや注意事項を忘れないようにしてください。
電気料金はクレジットカードを上手に使いながら、お得に支払いましょう!
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