Broad WiMAXの通信可能エリア確認方法とエリア外のときの対処法を教えます

WiMAX
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WiMAXは、持ち運べるポータブルルーターを使ったネット通信サービスです。

基地局からの電波を使って通信を行うので、スマホや携帯のように通信可能エリアが決まっています

 

この記事では、Broad WiMAXの通信可能エリアの検索方法と、エリア外だった場合の対処法を紹介しています。

 

これからBroad WiMAXを契約する方はもちろん、現在すでにBroad WiMAXを利用中の方も参考になる内容になっています。

 

①どのプロバイダのWiMAXでも通信エリアは同じ

Broad WiMAXには電波が届くエリアが決まっており、そのエリア内に入っていなければインターネットに接続できません。

また、たとえエリアマップ上では通信可能エリア内であったとしても、建物などによって電波が遮られ通信が出来ないこともあります。

 

WiMAXを取扱っているプロバイダは

  • GMOとくとくBB
  • @nifty・so-net
  • BIGLOBE

など数多くありますが、どのプロバイダのWiMAXでも対応エリアは一緒です。

 

なぜかというとBroad WiMAXをはじめ、その他WiMAXと名前が付いたサービスはすべて「UQWiMAX」が提供元だからです。

UQWiMAXの回線はUQコミュニケーションズが管理しており、Broad WiMAXはその回線を借りてユーザーに提供している販売店に過ぎません。

 

つまり、Broad WiMAXの通信可能エリアはUQWiMAXの対応エリアと同じで、通信速度も全く一緒です。

 

使用する端末もUQ WiMAXのものと同じですが、

  • 月額料金
  • キャンペーン内容
  • オプション内容
  • 契約期間
  • 機種変更のルール

などは、契約をするプロバイダごとに異なります。

 

WiMAX事業者ごとの相違点

同じ

異なる

  • 対応エリア
  • 選べる端末
  • 通信速度
  • 月額料金
  • キャンペーン
  • 契約期間
  • 違約金
  • 機種変更
  • オプション

 

WiMAXのプロバイダを選ぶ際は異なる点を比較し、お得で自分に合ったサービスを提供しているかが大事なポイントです。

 

②wimaxWiMAXには3つの電波がある

WiMAXは電波の種類を細かく分けると

  • WiMAX
  • WiMAX 2+
  • LTE

の3種類あります。

 

このうち「WiMAX」は2018年9月30日に新規受付を終了し、サービス自体も2020年3月31日に終了するので、その他2つの電波について説明します。

 

2.1 LTEはオプション

「LTE」はオプションで使える回線です。

オプションを契約すると、KDDIが提供するauのLTE回線をWiMAXの契約者も使えるようになります。

 

Broad WiMAXは、契約期間が3年のプランで申込めばLTEのオプション料は無料となります。

しかし2年契約のプランの場合は、LTEオプションが有料となり「1,005円/月」かかります。

 

LTEは申し込みをしなくても、WiMAX端末の設定でLTEモードに切り替えて使う事ができます。

2年プランの方が間違えてLTEに切り替えてしまうと、1,005円のオプション使用料金を取られてしまうので注意が必要です。

 

LTE回線を使った通信は、

  • auの携帯と同じ通信エリアなので範囲が広い
  • 繋がりやすい

WiMAX2+の電波が繋がらない場合に、LTEモードに切り替えて使います。

 

またWiMAX2+とLTEの回線を同時に繋げ、WiMAX2+を単独で使うより通信速度を上げることができるメリットもあります。

 

 

ただし、LTEでの通信は月に7GBまでという制限があり、超えてしまうと通信速度が月末まで128Kbpsに速度制限されます。

これは、ギガ放題で契約していても引っかかってしまうので、LTEモードは多用しない方が良いでしょう。

 

2.2 WiMAX2+がメイン電波

「WiMAX2+」がメイン電波なので、WiMAXの通信環境といえばWiMAX2+のことを指します

 

通信エリアは「WiMAX、WiMAX2+、LTE」の3つでそれぞれ調べることができますが、WiMAX2+のエリアが一番重要だと覚えておきましょう。

もうすぐ終了するWiMAXの通信可能エリアが縮小している代わりに、WiMAX2+のエリアが拡大中で、au LTEに追いつく勢いとなっています。

 

現在の通信可能エリアの広さの順位はこのようになります。

  1. au LTE
  2. WiMAX2+
  3. WiMAX

 

③Broad wimaxWiMAXの対応エリアの確認方法

通信可能エリアを調べるには、どのプロバイダのWiMAXでもUQコミュニケーションズのサイトで提供エリアを確認します。

 

WiMAX対応エリア検索

 

3.1 検索項目の選び方

エリアを調べる項目に「WiMAX・WiMAX2+・LTE」のタブがありますが「WiMAX2+」をチェックすることが一番大切です。

それは

  • WiMAXは終了する電波だから確認不要
  • LTEは7GBの容量制限がある回線なのでメインではない
  • WiMAX2+の通信可能エリアがLTEのエリアもほぼ網羅している

という理由からです。

 

「サービスエリアマップ」は、日本地図で視覚的に電波が届く範囲が調べられます。

また、ピンポイントエリア判定では自宅住所などを入力すると「○△×」の記号で利用可能の有無が判定されます。

 

ピンポイント判定を行う際は、WiMAXを契約するプロバイダによって少し見方を変える必要があるので次項で解説します。

 

3.2 プロバイダに合ったピンポイントエリア検索の見方

GMOとくとくBBの場合は、ピンポイントエリア判定で「○」になっているかを必ず契約前にチェックしましょう。

なぜなら、GMOとくとくBB WiMAXは独自のルールがあり

  1. ピンポイントエリア判定で「○」と出た
  2. 実際に利用してみたら電波が届きにくかった
  3. 開通後20以内は無料キャンセルが可能

になるからです。

 

Broad WiMAXの場合は、GMOとくとくBBのような「20日以内キャンセル」制度はありません。

その代わりに、WiMAX端末の到着後8日以内であれば「初期契約解約制度」によりキャンセルが可能です。

WiMAXはピンポイントエリア判定で「○」なのに使えない場合や「△」でも使えることもあるので、実際に使ってみないと分からないのが実状です。

そのため、Broad WiMAXはピンポイントエリア判定の結果にこだわらず、実際使って判断するのが良いでしょう。

 

④Broad WiMAXがエリア外の時の対処法

Broad WiMAXがエリア外だった場合は、WiMAXとは違う通信回線を使用するモバイルルーターを選ぶのがおすすめです。

 

先ほど少しお伝えした通り、Broad WiMAXの代わりに他社のWiMAXを選んでも提供エリアが一緒なので意味がないからです。

 

4.1 WiMAXがエリア外の場合はネクストモバイルがおすすめ

WiMAX以外の回線を使ったモバイルルーターでおすすめは「ネクストモバイル」です。

 

ネクストモバイルでは、ソフトバンクの通信回線を使っているのでサービス提供エリアが広く、電波の性質上遮蔽物に強いため繋がりやすいからです。

WiMAXが苦手とする地下でも、ネクストモバイルでは繋がることが多いでしょう。

 

4.2 ネクストモバイルの対応エリア検索方法

ネクストモバイルの対応エリアは、ソフトバンクのサービスエリアマップで調べることが出来ます。

 

ネクストモバイル通信可能エリア(ソフトバンク対応エリア)

ソフトバンク対応エリアは、そのままネクストモバイルの対応エリアとなります。

 

4.3 ネクストモバイルの各種料金

ネクストモバイルは、WiMAXと同じく端末代金が無料ですが、初回事務手数料が3,000円かかります。

月額料金プランは「20GB・30GB・50GB」の3つから選べます。

 

ネクストモバイルのプランと料金の一覧
50GBプラン3,490円/月

(13カ月目から4,880円)

30GBプラン3,490円/月

(25カ月目以降3,695円)

20GBプラン2,760円/月

(25カ月目以降3,695円)

 

月のデータ容量を超えると月末まで128Kbpsに速度制限がかかります。

 

ネクストモバイルの各種費用一覧
事務手数料3,000円
解約手数料0〜12ヶ月目:19,000円

13〜24ヶ月目:14,000円

26ヶ月以降(更新月以外):9,500円

 

2年ごとの更新月に解約をすれば、解約手数料はかかりません。(一回目の更新月は25か月目)

 

4.4 ネクストモバイルは繋がりやすい

ネクストモバイルの通信速度は「下り最大150Mbps/上り最大50Mbps」です。

下りの最大値はWiMAXより低いですが通信状況が安定しているので、ネクストモバイルの方が速度が速く感じる可能性が高いでしょう。

 

ネクストモバイルはソフトバンクのスマホと同じ通信回線を使うので、ソフトバンクのスマホが使える場所であればネクストモバイルも繋がります

またソフトバンクのスマホで大容量のプランを契約するより、ネクストモバイルのほうが圧倒的に料金が安くすむのも魅力です。

 

4.5 ソフトバンクスマホとネクストモバイルの料金比較

では、ソフトバンクのスマホとネクストモバイルでは、料金にどれくらいの差があるのか比較してみましょう。

 

ソフトバンクスマホとネクストモバイルのデータ量と利用料金

ソフトバンク(データ定額の料金)

ネクストモバイル

データ定額50GB:7,000円50GBプラン:3,490円
データ定額20GB:6,000円20GBプラン:2,760円
30GBプラン:3,490円

 

ソフトバンクのスマホは、上記以外に

  • ウェブ使用料300円/月
  • 基本プランの料金(スマホ放題2,700円/月、スマホ放題ライト1,700円/月など)

が必要なので、同じデータ量でネクストモバイルの倍以上の料金がかかります。

 

またBroad WiMAXの月額料金は、ギガ放題プランで月額3,411円なので、ネクストモバイルの50GBプランとあまり変わりません。

 

⑤Broad WiMAXがエリア外の場合のおすすめモバイル回線まとめ

Broad WiMAXのエリア検索方法とエリア外の場合の対処法をお伝えしてきました。

 

Broad WiMAXの対応エリアはUQWiMAXと同じなので、UQWiMAXのサイトで調べれば対応エリアが分かります。

UQ WiMAXが対応エリア外だった場合は、全WiMAXサービスも対応エリア外です。

ネクストモバイルのように、WiMAXと違う回線を使ったモバイル通信サービスを選ぶのが正解です。

 

【ネクストモバイルをおすすめする理由】

  • ソフトバンクスマホの回線で通信可能エリアが広い
  • 電波の性質上遮蔽物に強くWiMAXより繋がりやすい
  • 料金はWiMaXとほぼ同じ

通信制限に関しては、Broad WiMAXの場合は3日で10GBで使用制限がかかり、ネクストモバイルは1ヵ月単位の利用量で制限がかかるという違いがあります。

以上の違いなどをよく確かめて、あなたにぴったりのサービスを選びましょう。

 

ネクストモバイルのお申込み方法とキャンペーンについては、以下のキャンペーンサイトで確認してくださいね。

ネクストモバイル キャンペーンサイト

 

【WiMAXのキャンペーン比較!】

こちらではWiMAXのプロバイダ毎にキャンペーン内容や支払総額を比較し、それぞれの特長や注意点を解説しています。

おすすめのキャンペーンも紹介しているので、プロバイダ選びに迷っている方はぜひご覧ください。

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